@article{oai:ashitech.repo.nii.ac.jp:00000085, author = {山下, 美根子 and YAMASHITA, Mineko}, issue = {1}, journal = {看護学研究紀要(E-ISSN 2434-7566), The bulletin of science-of-nursing research}, month = {Mar}, note = {わが国の自然災害の発生数は近年増加の傾向にある。これまでの6年間を見ると、2011年3月に起きた東日本大震災、2014年8月の広島豪雨、2015年9月台風18号による関東および東北地方で発生した豪雨、2016年4月に発生した熊本地震、2016年8月に岩手県と北海道に上陸した台風10号による豪雨、それに2017年7月の九州北部の豪雨を含めた死者の総計は16,200人にも及んでいる。このように多大な被害が出た背景と状況を省みることで、これまでの災害から学び、今後来るべき災害に備えることができ、より有用な支援法が可能になると考える。医療従事者の中でも、とりわけ保健師は、被災直後から復興期にわたる長期を見据えて、縦断的に個人および集団の健康維持・増進に関わる責任がある。災害時における支援のあり方を看護の視点から具体的に提起することを目的に、上記6件の災害について2次分析を行い、共通する課題を明らかにした。その結果、災害発生直後の行政による住民への情報提供や避難勧告の遅れがあったこと、土砂災害防止法に欠陥があったこと、自殺や災害直後の病死など多数の災害関連死の発生が共通課題として明確になった。被災者の苦悩や苦痛は、看護職者の介入により緩和することができる。(著者抄録)}, pages = {21--32}, title = {災害時における看護支援のあり方について}, volume = {6}, year = {2018}, yomi = {ヤマシタ, ミネコ} }