@article{oai:ashitech.repo.nii.ac.jp:00000057, author = {岩崎, 紀久子 and IWASAKI, Kikuko and 渡部, 真奈美 and WATANABE, Manami}, issue = {1}, journal = {看護学研究紀要(E-ISSN 2434-7566), The bulletin of science-of-nursing research}, month = {Mar}, note = {【目的】近い将来死を免れないがん患者や家族にとって、ホスピス・緩和ケア病棟(以下緩和ケア病棟)が果たす役割は大きい。本研究では終末期医療を担う場である緩和ケア病棟で働く看護師はどのような困難と直面しどのように解決していくのか、そのプロセスを明らかにすることを目的とした。【方法】緩和ケア病棟で働く看護師5名に対して半構成的面接法を用いてインタビューを行った。緩和ケア病棟で看護師が体験する困難を質的に分析した。【結果・結論】分析の結果、【看取りの辛さと看取りのプロセスにおける家族への情報提供の難しさ】【死別に関わる家族の感情の揺れに寄り添うことの難しさ】など8カテゴリーに分類することができた。また困難を解決するために支えとなるものとして【患者の気持ちを優先し自分が頑張ること】【同僚からの肯定的フィードバックによる精神的支え】など3カテゴリーが見出された。終末期患者をケアする中での困難は多岐に渡る。このような困難を避けて通ることは不可能であることから、困難な状況を看護師間で共有すること、知識・技術を身につけ解決策を見出す力をつけることが必要である。さらに実施した看護を肯定的に捉えられるようなチームの関わりも有効であることが示唆された。(著者抄録)}, pages = {11--19}, title = {緩和ケア病棟で看護師が体験する困難および困難を解決するための支えに関する研究}, volume = {2}, year = {2014}, yomi = {イワサキ, キクコ and ワタナベ, マナミ} }