@article{oai:ashitech.repo.nii.ac.jp:00000265, author = {森, 慶輔 and MORI, Keisuke}, issue = {1}, journal = {看護学研究紀要}, month = {Mar}, note = {【目的】臨床検査技師を目指す大学生が患者・家族の闘病記を読むことでどのようなことを学ぶのかを明らかにすることを目的とした。 【方法】X大学で2017年度前期に開講された,臨床検査技師を目指す大学2年生を対象にした「カウンセリング」の講義において,患者・家族の闘病記を読み,その闘病記に基づいたプレゼンテーションを実施させた。そして自分が読んだ闘病記と他の学生のプレゼンテーションの内容に関するレポートを提出させ,その内容について分析した。履修者は35名,そのうち分析対象者は28名であった。 【結果】レポートを意味内容の類似性により分類したところ,患者・家族の闘病記を読んで,思ったこと,学んだことについては「患者の個別性への気づき」,「患者は前向きに闘病していることの発見」,「臨床検査技師の患者・家族への関わり方の再考」の3カテゴリーに,他の学生の発表を聞いて,思ったこと,学んだことについては「同じ疾患の患者であっても,患者と家族でも心理状態は異なる」,「患者の家族も辛い思いをしている」,「臨床検査技師の患者・家族への関わり方の再考」の3カテゴリーに,それぞれ分類された。 【結論】臨床検査技師を目指す学生にとって,患者・家族の闘病記を読むことで患者やその家族の心情の個別性を理解したり,患者やその家族への関わり方を再考する一助になることが明らかとなった。}, pages = {39--48}, title = {臨床検査技師を目指す大学生は患者・家族の闘病記から何を学ぶか}, volume = {11}, year = {2023}, yomi = {モリ, ケイスケ} }