@article{oai:ashitech.repo.nii.ac.jp:00000118, author = {尾島, 喜代美 and OJIMA, Kiyomi}, issue = {1}, journal = {看護学研究紀要, The bulletin of science-of-nursing research}, month = {Mar}, note = {【目的】脳血管疾患により片麻痺となった後期高齢者の回復期における心理プロセスを明らかにすることである。 【方法】脳血疾患で片麻痺となり,回復期リハビリテーション病棟に入院中の後期高齢者を対象に,半構成的面接を行った。入院から現在までの経過を振り返ってもらい,その時々で何を思い療養生活を送っているのかという心理的内容を抽出し,修正版グラウンデッド・セオリーアプローチを用いて分析した。 【結果】研究対象者4名のインタビューデータを分析した結果,22概念,7カテゴリーから《壊れた自己像》《自己像を作り直す作業》《未来に向っていく自己像》の3コアカテゴリーが生成された。 【結論】脳血管疾患で片麻痺となった後期高齢者は<捨てられない過去の自分>と《壊れた自己像》の間で葛藤し,医療者ならびに身内や親しい知人に支えられ《自己像の作り直し作業》をしながら<希望を描く>,そして《未来へ向かっていく自己像》を見出すという心理プロセスを歩んでいた。喪失を繰り返し縮小する生活の中で,障害や老いに対し静かに折り合いをつけるという,後期高齢者の特徴的な心理が確認された。}, pages = {1--12}, title = {脳血管疾患で片麻痺となった後期高齢者の回復期における心理プロセス}, volume = {7}, year = {2019}, yomi = {オジマ, キヨミ} }